下水道管渠各種調査埋設管調査(非破壊検査)

Sewer various surveys and buried pipe investigation

下水管渠TVカメラ調査Sewer TV camera investigation

下水管渠が正常に機能しているのかを確認するために
自走式TVカメラを入れ
状況を調査記録報告書を作成しています。

自走式TVカメラを使って送信アンテナから地中に電磁波を輻射し、その電磁波が地中内の金属管や非金属管、空洞等から反射して戻って来るまでの時間差を測定する機器で、その時間差に媒質中の電磁波の速度を掛けることによって反射物までの深度を測定します。電磁波の反射は地中の媒質と電気的性質の異なる境界面で起こるので、金属のみならず塩ビ管などの非金属や空洞等の探査も可能です。

埋設管調査Buried pipe investigation

埋設管調査には、ユーティリティスキャンDFを使用します。
ユーティリティスキャンDFは2周波出力の為、
1度の測定で浅い震度・深い震度を同時に測定ができ、
驚くほど迅速に探査が可能です。

探査例

仕様について

最大探知深度 約0.3m(土質によって異なる)
入力チャンネル数 2チャンネル(300MHz I 800MHz)
データ保存 128GB内蔵メモリ
プロセッサ Intel Core i5-2557M vPro
表示モード ラインスキャンモード
表示 10.1インチTFTカラー液晶XGA 1024 X 768デュアルタッチ機能付き
フォーマット RADAN (dzt)
スキャンレート 150スキャン/秒(512サンプル/スキャン時)
操作モード サーベホイール
ゲイン設定 手動或いは自動設定(-42~126dB,1~8ポイント)
データ転送 USB
電源 リチウムイオンバッテリー
寸法・重量
  • 4輪カート617 X 100 X 102.4mm / 2s周波アンテナ33.5 X 31 X 15
  • 26kg (システム総重量)(内アンテナ重量5kg)

下水道各種調査Sewer various surveys

下水道の管路調査には、事前調査・実態調査・詳細調査の3つに分けられます。

事前調査
下水道台帳や既存資料で情報を収集し、現状を把握し、調査計画書を策定します。
実態調査
事前調査を基に、主に流量調査で実態調査を行い、有効な詳細調査を選定し以後の調査計画を立てます。
詳細調査
TVカメラ調査のほかに、以下の調査が挙げられます。
  • 目視調査
  • 不陸調査
  • 揚水調査
  • 注水調査
  • 圧気調査
  • 送煙調査
  • 染色調査
  • 音響調査